病院やクリニックを開業するにあたって「患者さんに安心してもらえるか」は非常に重要なポイントです。
安心感は、内装デザインでも演出できるのをご存知でしょうか？
今回の記事では、患者さんがまた訪れたくなるような、安心感のある内装デザインのポイントをご紹介します。
今まさに内装デザインを考えているという人もこれからの人も、ぜひ知識として身につけておきましょう。
リピーターも増える！患者さんが安心できる内装デザインのポイント
患者さんの多くは、病院やクリニックにマイナスイメージを持っています。
そのため、安心感のある内装デザインにするだけでも、患者さんに「また利用したい」と感じてもらえるでしょう。
「病院なのに居心地が良い」というギャップを作ることで、他のクリニックや病院との差別化も図れますよ。
清潔感があって衛生的
清潔感のある内装デザインにすることは、クリニックや病院を経営していくのであれば欠かせないポイントです。
また、衛生面にも気をつかっておく必要があります。
患者さんの立場に立って考えた時に、衛生的ではないクリニックや病院をわざわざ利用したいと思う人は滅多にいないでしょう。
このことからも、清潔感があり衛生的な内装にすることの重要さが分かっていただけると思います。
明るい
内装が明るいだけでも、患者さんは安心感を感じられるでしょう。
照明を明るくするだけでなく、窓を多めに設けて外の光を取り込みやすいようにするなども1つの方法です。
また、使用する色によっても印象が変わります。
- ホワイト
- グレー
- イエロー
- ピンク
- グリーン
上記はあくまで一例ですが、明るい印象を与える色です。
内装デザインの色に迷ったときは、ぜひ参考にしてくださいね。
バリアフリー・ユニバーサルデザインを取り入れている
バリアフリーやユニバーサルデザインを採用しているクリニックや病院は、安心感がさらに強くなります。
手すりを設置したり、車椅子でも利用しやすいように緩やかなスロープをつけたりなどが1つの例ですね。
より多くの人が安心して利用できるような配慮を、内装デザインに取り入れましょう。
診療科目に合ったデザインにする
病院を訪れる人の性別や年齢層、診療科目によって内装デザインを考えるのもおすすめです。
以下はあくまで一例ですが、診療科目から内装デザインを考える際に活用してみてくださいね。
- 一般内科：誰でも利用しやすいデザイン
- 小児科：キッズスペースや絵本などが置いてあり、子供が楽しく利用できるデザイン
- 婦人科：リラックスできる、優しいデザイン
- 美容クリニック：プライバシーが守られるデザイン・カフェやホテルのようなおしゃれなデザイン
患者さんの層に合わせて、デザインを具体的に決めていきましょう。
患者さんが安心して利用できるクリニック・病院を目指そう
クリニックや病院の内装は、自分自身が納得するデザインにすることも大切ですが、患者さんの目線で考えてみることも重要です。
清潔感や明るい院内にすることはもちろん、バリアフリーなども取り入れて利便性にも配慮してみてくださいね。
診療科目から内装デザインを考えるのも、全体的なコンセプトがまとまりやすいのでおすすめです。
患者さんに安心感を持ってもらい、より多くの人から選ばれるクリニックや病院を目指しましょう。
