これから開業するなら、患者さんが多く訪れる、回転率の高いクリニックを目指したくはありませんか?
集患や回転率アップのためには、内装デザインにこだわるのも1つの方法です。
今回の記事では、集患と回転率をアップするための内装デザインについてご紹介します。
デザイン性の高さだけでなく、機能性も重視した内装にしたい人はぜひご覧ください。
病院・クリニックの集患&回転率アップのための内装デザイン
患者さんが初めて病院やクリニックを訪れたときに、意外と見ているのが内装のデザインです。
内装デザインがイマイチだったり、第一印象が悪かったりすると、また訪れてくれる可能性が下がってしまうことも考えられるでしょう。
そのため、集患を成功させるためには内装デザインについてよく考える必要があります。
また、集患を行う場合は、回転率をアップさせるための工夫も必要です。
患者さんを長く待たせてしまわないように回転率を上げることは、患者さんのストレスが減って満足度の向上にも繋がります。
では、どのような内装デザインにすれば集患と回転率アップに繋がるのか、これから解説していきます。
バリアフリー・ユニバーサルデザインを取り入れる
バリアフリーやユニバーサルデザインを内装に取り入れて、より多くの患者さんを受けれる体制を整えましょう。
バリアフリーとは、車いすの患者さんや足の不自由な患者さん、高齢者の方などが利用しやすいように工夫することを指した言葉です。
手すりや段差の少ない入り口のほか、緩やかなスロープなどを付けるなどが例として挙げられます。
そしてユニバーサルデザインは、バリアフリーよりもさらに多くの人が使いやすいように配慮したデザインのことを指します。
ピクトグラムを用いてトイレやエレベーターの場所を分かりやすくしたり、多機能トイレを導入したりなどが例です。
多くの人が通いやすく、利用しやすい病院であることは、集患において重要なポイントといえるでしょう。
他の病院・クリニックとの差別化
「他の病院とは違うな」と患者さんが感じる内装デザインにすることも、より多くの患者さんから選ばれる病院やクリニックにするためのポイントです。
小児科を例として考えてみましょう。
キッズスペースを充実させたり、病院らしくない内装にすることで「あの病院は遊園地みたいで、子どもが楽しそうに通うからおすすめ」と口コミが広がり、新たな患者さんの獲得に繋がります。
しかし、無理に個性的な内装にする必要はありません。
ソファにこだわって待合室の居心地を良くするなどのちょっとしたアピールポイントがあるだけでも、十分に差別化を図れるでしょう。
動線が分かりやすい
動線を考えた内装デザインにすることで、回転率がアップします。
患者さんが病院やクリニック内で迷わないような、分かりやすい動線にすることでスムーズに診察が進み、多くの患者さんを受け入れられるでしょう。
しかし、患者さんのがスムーズに動けたとしても、スタッフがもたついてしまっては意味がありません。
患者さんだけでなく、病院やクリニックで働くスタッフが仕事をしやすい動線を作る配慮も必要です。
集患と回転率を高めて、多くの患者さんから選ばれる病院・クリニックへ
今回は、集患と回転率を高めるための内装デザインについてご紹介しました。
内装デザインに工夫を施すことで、患者さんが多く訪れる病院を目指せるでしょう。
また、集患対策が成功した時の事を見越して、回転率を高めるデザインにもしなければなりません。
もしも内装デザインに迷った時は、今回ご紹介した内容もぜひ参考にしてみてくださいね。