「病院を訪れた患者さんにリラックスしてもらいたい」
「1回だけでなく、今後も長く利用してもらえるクリニックを目指したい」
上記のような考えをお持ちではありませんか?
本記事ではそんなあなたへ向けて、リラックスできるクリニックや病院にするための内装デザインのアイデアをご紹介します。
これから内装デザインを考える人にも、まさに今内装デザインを考えているという人にも参考になるでしょう。
病院なのに落ち着く!リラックスできるクリニック・病院の内装デザインとは
どこか無機質な印象の強い病院やクリニックの内装デザインは、患者さんの不安感を煽り、緊張させてしまうことも。
患者さんが安心して利用できるような内装にすれば、集患にも効果的であるほか、他の病院と差がつけられるといったメリットも得られるでしょう。
患者さんがリラックスできる内装デザインにするにはどうしたら良いのか、これから解説します。
色の効果を利用する
色が人へ与える効果をうまく活用すれば、一気にリラックスできる内装デザインに近づきます。
リラックス効果や、不安を和らげる効果が期待できる色は主に以下の通り。
- ブルー
- グリーン
- ベージュ
- ピンク など…
病院のコンセプトや内装デザインに合う、リラックスできる色を探してみましょう。
待ち時間が短く感じる工夫をする
患者さんのストレスを軽減するために、待ち時間はできる限り短くしたいところです。
しかし、場合によってはどう頑張っても長く待たせてしまうこともあるでしょう。
そんな場合に備えて、待ち時間が短く感じられるように工夫が必要です。
例えば、待合室にテレビを設置したり、雑誌を用意したりなどが例として挙げられます。
また、子どもが訪れることが予測できる場合は、キッズスペースを作るのも良いでしょう。
患者さんが退屈しないようなアイデアを、内装デザインに取り入れてみてくださいね。
患者さんのプライバシーを守る内装デザインにする
デリケートな問題を扱う病院やクリニックの内装デザインは、患者さんのプライバシーに配慮した内装にすることも大切です。
例えば、診察室の声が外に漏れていたり、待合室で患者さん同士の距離が近すぎる場合、患者さんのプライバシーが守れているとはいえません。
- 診察室には防音対策を施す
- 待合室の椅子の間隔を広めに取る
- 待合室に個室やパーテーションを設ける
上記のようなアイデアを用いて、患者さんがリラックスできる内装を目指しましょう。
植物を設置する
待合室などに華や観葉植物を置くことでも、リラックスできる空間が作れるでしょう。
花や観葉植物などを見ると、人間の脳内からα波という脳波が出るといわれています。
a波とは、心身が落ち着いている時に発生する脳波のことです。
リラックスできる内装により近づけるために、患者さんの目に入りやすい場所に観葉植物や花などを置いてみるのも良いでしょう。
アイデア次第でリラックスできる内装デザインに
病院やクリニックの内装は、清潔感のあるデザインにするだけでなく、患者さんの気持ちに寄り添ったデザインであることも大切です。
少しの工夫で、リラックスできる空間は演出できます。
患者さんのための内装デザインを考える際は、今回ご紹介したアイデアもぜひ取り入れてみてください。